伊万里有田共立病院のがんサロンへ参加しました。12月、2月も開催予定です。 有田では、クローバーの会の池田さんが活動をされています。 参加者10名と、医師、看護師長、事務局長、緩和ケア看護師、放射線技師、外科外来看護師の病院側から14名、合計24名でのサロンでした。 病院側、携わる側の気持ちがお聞きできたりと、勉強になることばかりでした。
まず、病院の玄関から入ると、木目の壁がありますが、それだけで病院の圧が感じられなくなります。 それからサロンの会場までの分岐箇所に矢印があり、まるでテーマパークに行く感情になりました。 地下への矢印を見間違え、放射線科の前で迷子になった私ですが、そこを通りかかった清掃スタッフの男性が「どうしましたか?」と声をかけてくださいました。「がんサロンの場所がわからなくて」と言う私に、「地下の会議室ですよ」と教えてくださいました。 何気ない会話かもしれませんが、病院の清掃スタッフが困ってる患者さんに声掛けることにまず驚き、そして、がんサロンの場所を知ってることにまた驚きました。「同じ地下であるんだからそれくらい知ってるよ」と言われるかもしれませんが、長崎県内の大きな病院では全くそんな経験がありません。ただ、ひたすら清掃しています。それに、看護師に聞いても知らないのが普通です。恥ずかしい話ですが。
伊万里有田共立病院では、がんサロンがそれほどまでに病院全体に浸透してるんだとも実感しました。 佐賀県の医療現場には、行くたびに驚きと学びがあります。ここにはいつも詳しくは書いていませんが。 サバイバー、ケアギバーの皆さんとの交流もたくさんの勇気をいただきました。
コロナ禍で活動を始めた私たちは、コロナ禍前の皆さんの活動を知りません。 なので、自ら足を運び、学ぶ必要があります。 そして、私たちが学んだ事を平戸市や長崎県に持ち帰り、平戸アネモネ会の活動の最中に、一緒に活動してくださる仲間に一つ一つ伝えて、活動をする仲間全員で各々が出来ることを、患者さんやご家族に寄り添える活動として平戸アネモネ会はやっていっています。 行政がどこまで私たちの活動を理解してくださってるかはまた別の話ですが。
大層なことを言ってますが、やりたい事を、ただ楽しくやっているだけですけどね😅

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